雨上がる
監督:小泉堯史
脚本:黒澤 明
出演:寺尾聰、宮崎淑子、三船史郎、檀ふみ、井川比佐志、吉岡秀隆、加藤隆之、原田美枝子、松村達雄、仲代達矢
【監督のコメント】
舞台は奢侈に驕った元禄が終わって質実簡素な享保時代を迎えた頃、武芸の達人だが不器用で仕官がかなわない武士とその妻を中心にその時代に生きた庶民たちを描きます。
黒澤監督の遺したメモには「見終って、晴々とした気持ちになるような作品にすること」と記されてます。
黒澤プロダクションとアスミック・エース エンタテインメントでは、黒澤監督の遺志を汲んで、何とか暗い話題が多い現代日本に一筋の光明となるような映画をお贈りしたいと思っております。
【感想】
優しさが時には人を傷つける。押し売りの優しさは 自分が一段高いところから相手を見下すコトになる。優しさを施すコトによって自己満足したいだけ。
自分の欲のために他人の居場所まで奪わなくとも…、夢が叶わずとも、精一杯生きればいいんじゃないだろうか?貧しくともお互いに助け合いながら、ちっぽけなことでも思い切り楽しんで生きる庶民の生活。酒盛りのドンチャン騒ぎ。どんなときであれ、夫をたてる妻の姿。夫の機嫌が悪くとも、はしゃいでいようと いつもと変わらぬ態度で接し、時には戒め。
こういうのが日本人だったはずなのだが…。清々しい映画でした。
『見終って、晴々とした気持ちになる様な作品にすること。』(黒澤明監督の覚え書きより)
オススメ度:☆☆☆
('00.01.28 ワーナーマイカルシネマズ御経塚にて)
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